2024年01月19日 | ||
「2024年に思う」(工業部会部会長) | ||
境港商工会議所工業部会・岡空晴夫部会長の年頭所感を掲載。 |
境港商工会議所 工業部会 部会長 岡空 晴夫 千代むすび酒造(株) 代表取締役社長 明けましておめでとうございます。2024年の年頭にあたり、謹んで新春のお喜びを申し上げます。 工業部会は、第1分科会(鉄工業、造船業、機械器具製造・修理業、自動車整備業)、第2分科会(木材・木製品製造業、建設資材製造業)、第3分科会(食料品製造業)、第4分科会(その他の製造業)で構成されています。 ことしは卯年です。卯年は、芽を出した植物が成長していき、茎や葉が大きくなる時期で、目に見えて大きく成長する年と言われています。また卯の刻は、現在では朝の6時前後2時間で夜明けの時刻を指すため、卯年のことしは新型コロナが完全に収束の年になると、期待しています。 昨年末のサッカーワールドカップ日本代表の活躍は目を見張るもので、感動しました。全員が1つの目標に団結して向かう素晴らしさ、強さ、献身が大事なことはビジネスにも通じることで、チームワーク、和、感謝の心の重要性を改めて認識しました。 ことしの干支は甲辰(きのえたつ)です。甲は十干の始まりで、物事の始まりや草木の成長を表し、辰は草木が伸長し、活気あふれる様子を表し、努力したことが実を結ぶ年になると言われています。 昨年の10月には、第12回中海・宍道湖・大山圏域ものづくり連携事業ビジネスマッチング商談・展示会が米子市で行なわれました。この商談・展示会は、境港市、米子市、安来市、松江市、出雲市の行政、商工団体で組織した実行委員会が毎年、持ち回りで主催しています。 今回も全国から多くのバイヤーが来られ、新たなビジネスの創出になりました。この圏域は、65万人近くの人口が集積し、日本海側では一番の大きな経済圏となっています。 山陰人の得意なところである「ものづくり」の伝統技術を活かして、良い商品を作ることがこの圏域の更なる発展につながります。 私の会社も日本酒、焼酎、発酵食品といったものづくりの業界ですが、ものづくりとは、熟練した技術者の精神性、歴史を表す言葉だと思います。現在の我が国製造業の繁栄は、日本の伝統文化、巧みな物を作る固有文化が原点になっています。 ことしも、県内商工会議所工業部会との交流、工業団地主要企業との懇談会、全国の展示商談会、異業種交流会、各種講演会、セミナー、視察研修会、工業部会員同士の懇談会などの予定があります。 特にことしは、県外の先進的なものづくり企業の視察研修も計画しています。「百聞は一見にしかず」です。 境港市は「海、空、陸」と交通の便に恵まれ、コロナ感染の自粛ムードも明け、4月には水木しげる記念館のリニューアル完成もあり、国内の観光客、海外のお客様の来訪も大幅に増えることが確実です。 心のこもったおもてなしをして、良い思い出を作っていただきましょう。 本年もこの地域の発展のために、皆で力を合わせ、素晴らしい年になるようにいたしましょう。 |
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