2024年01月19日 | ||
2024年・堀田会頭 年頭所感 | ||
2024年の年頭に当たっての境港商工会議所会頭の抱負を掲載。 |
境港商工会議所 会頭 堀田 收 (ほった・しゅう) (株) ウミライ 代表取締役社長 謹んで新年のごあいさつを申し上げます。 日常生活に活気戻る 新型コロナウイルス感染症の位置づけが昨年5月に2類から5類へと移行して以来、日常生活に活気が戻ってきました。ことしこそ、本格的なにぎわい復活の転換の年にしなければいけません。 内外情勢は不透明 かし、世界各地で多数の疫病がまん延し、パンデミックの不安が続いています。また、一昨年から続いているロシアのウクライナ侵攻や、昨年勃発したイスラエルとパレスチナ・ハマスの紛争など、世界的な混乱は収まる気配が見られません。 国内でも物価高騰が続き、人口減少による人手不足問題などもあり、これまで以上に知恵を絞って自己革新を図りながら、将来への活路を切り開いていく必要があると感じています。 インフラの有効活用へ 幸いにも当市では、様々なインフラの整備がほぼ一段落しました。主要施設の供用が開始されている高度衛生管理型漁港・市場と、一昨年にリニューアルされた境港水産物直売センターは、水産と観光のシンボルとして存在感を高めています。 境夢みなとターミナルも活発に運用されました。昨年境港には、クルーズ客船が28回寄港しましたが、ほとんどの船が同ターミナルを使用しています。 また、米子鬼太郎空港では米子ソウル定期便が復活し、香港便の季節定期便も就航しています。さらに、水木しげるロードは大幅な改良と夜間演出照明、妖怪影絵が評判を呼び、ことし4月には水木しげる記念館がリニューアルオープンする予定です。 一昨年に開館した境港市民交流センター・みなとテラスも大いに活用され、市民図書館も老若男女を問わず、盛んに利用されています。 これらのインフラをより活発に、そして総合的に活用することで、当市はさらなる成長を遂げるものと考えています。 積極的な広域連携を 中海・宍道湖・大山圏域の行政と経済界は、圏域の活性化に力を尽くしています。 中海・宍道湖・大山ブロック経済協議会は、中海と宍道湖を介して8の字の形につながる高規格道路ネットワーク整備の調査研究を行っています。 さらに、その整備による経済効果を試算し、地域経済の発展に向け、圏域内にある港湾、空港、エネルギー拠点などの重要インフラの連携方策を検討しているところです。 当市の持つ各種インフラを圏域全体で積極的に利活用すれば、圏域がより豊かになることは間違いありません。 活発な経済活動に期待 昨年は、商工会議所として市内企業の皆様の要望にきめ細かく応えるため、以前にも増して日常業務の充実を図ってきました。この態勢はことしも変わらずに続けてまいります。 まだまだ、先行きの見通せない状況ではありますが、当市の経済活動が活発化し、コロナ禍以前にも増してにぎわいの出る年となることを確信して、年頭のごあいさつといたします |
境港商工会議所・総務課 | |
0859−44−1111 | |
0859−42−6577 | |
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