2025年01月17日 | ||
2025年・堀田会頭 年頭所感 | ||
2025年の年頭に当たっての境港商工会議所会頭の抱負を掲載。 |
境港商工会議所 会頭 堀田 收 (ほった・しゅう) (株) ウミライ 代表取締役社長 謹んで新年のごあいさつを申し上げます。 新型コロナウイルスなどの感染症がまだまだ続く現状ではありますが、日々の生活は平常に戻ってきました。ことしは、以前にも増して前進する年にしたいものです。 石破総理の活躍に期待 国内外の情勢は混迷を極め、多くの困難が生じています。 そうした中、鳥取県から選出された石破茂・内閣総理大臣の誕生と、赤澤亮正・衆議院議員の経済再生担当大臣就任は大変うれしい出来事でした。地方を大切にする政治と日本創生の実現に期待しています。 完了近づくインフラ整備 境港では、各種のインフラ整備が完了に近づいています。 国際港湾・境港(こう)は、山陰地域の海上物流拠点です。輸出入品などの取扱貨物量は、年々増大しています。そして、運搬する船舶も大型化してきているため、岸壁やふ頭用地が不足してきました。 国土交通省と境港管理組合は、港湾全体の整備拡充に向けた検討や老朽化が進行する港湾施設の維持管理を進めています。 また、境夢みなとターミナルには、昨年も国際クルーズ客船が多数寄港しました。昨年再開した日韓定期貨客船も安定的な運航を継続しています。 境漁港は、水揚げされる全ての魚種を受け入れる市場が高度衛生管理型に移行するなど、漁港・市場の整備事業が完了間近です。 空の玄関口である米子鬼太郎空港は、国際線が充実してきました。ソウル便と香港便の定期就航が再開し、台湾との定期便も就航予定です。国内路線も高い搭乗率を維持しています。 観光の目玉である水木しげるロードは、水木しげる記念館が昨年4月にリニューアルオープンしたこともあり、多くの観光客が訪れて活況を呈しました。 バイオマス発電所の立地も進展 境港では今、木質バイオマス発電所の立地も進んでいます。これまで、市内に2カ所のバイオマス発電所がありましたが、新たにもう1基が建設中です。 バイオマス発電は、植物由来の燃料を使っているため、Co2の排出が少なく、環境にやさしいエネルギーを生み出します。 新発電所は、より一層安全な発電所となるべく、事業者と立地周辺の関係者との間で協定を締結し、境港商工会議所は境港市とともに立会人になりました。安全で安定的な操業を継続的に見守っていく予定です。 積極的な広域連携を 中海・宍道湖・大山圏域の行政と経済界は、手を携えて圏域の活性化を進めてきました。これからも当市の持つ様々な要素を活用し、広域連携を強化していくことが大切です。そのことは、当市の発展にも反映されるでしょう。 高いポテンシャル活用へ 境港は、以前にも増して高いポテンシャルを有する都市になってきました。これらを有効に活用して境港市内の経済活動を活発にしなければなりません。境港商工会議所は行政とともに力を尽くしていきたいと思っています。 商工会議所会員の皆様には、様々な形でビジネスチャンスも出てくるものと思われますので、役職員一同が全力でご支援いたします。また、企業体質強化などのお役に立てるよう、日常業務の充実にも努めます。 皆様にとりまして、本年が良い年となりますよう、お祈り申し上げ、年頭のごあいさつとさせていただきます。 |
境港商工会議所・総務課 | |
0859−44−1111 | |
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